指圧（しあつ）
指圧とは日本で発祥した一点圧による手技療法です。
指圧の三原則として垂直、持続、集中があり、あん摩と同様、遠心性に（心臓から指の方へ）行います。
大正時代に外国から様々な手技が輸入されるなか、浪越徳次郎さんによって確立されたと言われ、マッサージに比べると歴史の浅い手技療法です。
論文はまだ少ないため医療的根拠は乏しいものとなっていますが、コリを見つけてその場で施術し、症状の緩和ができるものとして多くの人に親しまれています。
今では海外にも普及し支持されています。
マッサージと同じように筋組織の柔軟化や皮膚の活性化のほか、反射作用による自律神経や人体機能の調整、自然治癒力の促進に有効な手技とされています。