介護認定と高齢世帯

要支援や要介護の認定者数は全国で629万人(2017年1月時点)です。

そのうち東京都では57万人、八王子市では2.5万人のようです。

高齢者の単身世帯、老老介護の世帯がとても身近になり他人事ではなくなりました。

独身、配偶者との死別、夫婦二人世帯、家族と別居されている方など様々です。

別居されている理由として「親と同居したくない」「事情があって親と同居できない」「身内に迷惑を掛けたくない」等があるようです。

そんな単身の方が身体的に生活困難となってしまうと、家族としても不安ですね。

要介護、要支援になる方の主な原因として、脳卒中等の「脳血管疾患」が最も多く、次いで認知症や高齢による衰弱、骨折や転倒、関節疾患、パーキンソン病などがあるようです。

身体が不自由になると

身体が不自由だとイライラも蓄積し、介護する側にもあたってしまいます。

また運動する機会や気力の低下により、関節を動かす範囲も劇的に少なくなります。

そうなると静脈やリンパ液の流れが悪くなり、筋肉の萎縮や関節の拘縮がどんどん進んでしまいます。

介護の負担を軽減させるために、自分で立つ、トイレに行く、と言った最低限の生活の質(QOL)は維持してあげたいですね。

訪問マッサージの活用

リハビリや老人ホームでの機能訓練は、筋力をつける為に有効です。

しかし疲れが残ってしまう事もあれば、負荷をかけすぎて傷める事もあり、かえって転倒リスクも大きくなります。

もちろん、それでもリハビリや機能訓練は必要な事です。

訪問マッサージは、筋肉や関節のケア、血液循環を良くして細胞に栄養を与える目的で行います。

  • 定期的にマッサージや関節運動を取り入れたい。
  • 硬くなった筋肉をほぐしたい。
  • 少しでも現状を維持したい。
  • ストレスを解消させてあげたい。
  • 話し相手になって欲しい。

このようなご要望をお持ちの方は、お気軽にご相談下さい。

当院は介護施設や高齢者向けのマッサージ経験が豊富で、関節可動範囲内での無理のない施術を行います。

八王子市やその周辺地域(多摩市、日野市、稲城市、府中市など)へも訪問しています。

保険適用について

訪問マッサージは介護保険の利用限度額には影響致しません。

医師の同意があれば介護保険ではなく、健康保険が適用されます。

医師の同意が得られない場合は、保険外でもご利用になれます。