ちょっとした困りごと
高齢者の生活支援サービスで一番身近なものは訪問介護員(ホームヘルパー)による居宅介護(訪問介護)ではないでしょうか。しかしホームヘルパーさんは一定の範囲内での生活支援を行いますが、お手伝いさんではありません。
利用者以外の事はもちろん、日常生活を送る上で支障がない事は基本的にヘルパーさんの範囲外です。生活支援サービスが充実しているようで、実は色々な制限があって何でもお願いできるわけではないのですね。
僕が高齢世帯のお宅へ訪問すると、よくお手伝いを頼まれます。
例えば
- 電池が欲しいけど外に出られない。
- 機器の操作が分からないんです。
- 高いところに手が届かない。
- 重たくて動かせない。
- 介護中の方が床に倒れてしまって起こしてほしい。
- こんな時、どうすればいいのか。
などですね。
大した事ではない作業でも高齢者の一人暮らしや老々介護の世帯にとっては切実な問題ですよね。僕もできる限り、次の仕事に支障がない範囲でお手伝いさせてもらっています。
またマッサージのちょっとした時間でも「話し相手になってくれるので助かります。」と離れて暮らす家族の方にも喜んでもらえます。会話をしないと認知症になりそうだと不安になるようですね。
当院は個人治療院なので、臨機応変にマッサージ以外でもちょっとした日常生活の手助けや支援も行っています。もしお困りの事があれば遠慮なくご活用ください。