マッサージ指圧の適用症
マッサージ指圧の適応となる症状は以下の通りです。
- 筋肉や腱、軟部組織の痛み・萎縮・拘縮
- 骨折・脱臼・捻挫・脳卒中の後遺症
- 末梢神経の痛み・麻痺・痙攣
- 慢性的な便秘や消化機能の低下
- 局所的な鬱血(うっけつ)や浮腫(むくみ)
- 更年期障害や不定愁訴症候群※
※不定愁訴症候群(ふていしゅうそしょうこうぐん)とは
不定愁訴症候群とは、病院に行って検査をしても異常が見つからないが自覚症状のある状態を言います。例えば、全身のだるさ、頭痛、頭が重い、めまい、耳鳴り、冷え、のぼせ、眠れない、などがあります。
マッサージ指圧の不適応症(禁忌)
マッサージ指圧をしてはならない不適応(禁忌)となる症状は以下の通りです。
- 伝染病などの発熱性の疾患
- 悪性腫瘍(癌)や肉腫、潰瘍
- 急性の炎症、外傷や脳出血の直後
- 動脈瘤、静脈血栓、血管障害
- 重症な臓器の疾患や中毒性疾患
基本的に急性のものに関しては速やかに医療機関を受診しましょう。