
首の不調の多くは、首まわりの筋肉が緊張し続けることで起こります。
長時間の同じ姿勢や、前かがみの状態が続くことで、筋肉に負担がかかりやすくなります。
ここでは、首まわりの筋肉と、首こりとの関係について整理しています。
首まわりの主な筋肉
首にはさまざまな筋肉があり、それぞれが首の動きや姿勢を支えています。
- 広頚筋
- 胸鎖乳突筋
- 舌骨周囲の筋肉
- 椎前筋や斜角筋 など
これらの筋肉は、日常の姿勢や使い方の影響を受けやすく、負担がかかりやすい部分です。
広頚筋(首の前面・食いしばりで緊張しやすい)
広頚筋とは
鎖骨周囲の胸部から顎にかけて分布する筋肉です。口角を下げる作用があり、歯を食いしばると広頚筋が収縮して首の皮膚が動きます。
胸鎖乳突筋(首を動かす主要な筋肉)
胸鎖乳突筋とは
胸骨や鎖骨の内側から耳の後ろの後頭部にかけて分布する筋肉です。頭を前後左右に倒したり、左右に頭を動かす際に必要な筋肉です。首の動作に重要な筋肉です。
前頚筋(舌骨筋)(飲み込み動作に関わる筋肉)
前頚筋(舌骨筋)とは
舌骨筋は顎の下の舌骨という骨の上下にある筋肉です。舌骨上筋(顎二腹筋・茎突舌骨筋・顎舌骨筋・オトガイ舌骨筋)と舌骨下筋(胸骨舌骨筋・肩甲舌骨筋・胸骨甲状筋・甲状舌骨筋)があります。主に嚥下(えんげ)作用、飲み込み時に働く筋肉です。
後頚筋(椎前筋・斜角筋)(首の動きや呼吸に関与)
後頚筋(椎前筋・斜角筋)とは
椎前筋
椎前筋(頚長筋・頭長筋・前頭長筋・外側頭直筋)は首の骨から後頭部や胸椎に付着し、主に首を前や横に倒す筋肉です。
斜角筋
斜角筋(前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋)は首の骨の横から上部の肋骨(鎖骨のくぼみ付近)に分布する筋肉で、頭を左右に動かしたり首を左右に倒すほか、肋骨を上部に上げて息を吸い込み動作に関与します。斜角筋の間には腕に向かう血管や神経があり、斜角筋による圧迫が起こると腕が痺れる斜角筋症候群が有名です。
首こりとの関係
首まわりの筋肉は、姿勢や日常の使い方によって負担がかかりやすい場所です。長時間同じ姿勢が続いたり、前かがみの状態が続くと、筋肉が緊張しやすくなります。
こうした状態が続くことで、首の重さや張りとして感じることがあります。
負担がかかりやすい場面
首まわりの筋肉に負担がかかりやすい場面としては、
- スマートフォンを見る時間が長い
- デスクワークで前かがみの姿勢が続く
- 同じ姿勢が長時間続く
といった日常の動作が挙げられます。
こうした状態が続くことで、筋肉の緊張が抜けにくくなることがあります。
「原因がはっきりしない首の不調」でも、筋肉の状態を確認することで、負担のかかり方が見えてくることがあります。
関連ページ
首の状態や筋肉の緊張は、人によって異なります。当院では、状態を確認しながら、無理のない範囲で施術を行っています。
首の不調については、こちらのページでもまとめています。
▶ 首の症状ページ
肩こりとの関係については、こちらも参考になります。
▶ 肩こりページ
施術の考え方については、こちらをご覧ください。
▶ 施術の考え方
首の不調が続いている場合は、筋肉の状態を確認することで、負担のかかり方が見えてくることがあります。
違和感が続く方は、お気軽にご相談ください。
ご相談・ご予約はお気軽にお問い合わせください。
来院施術・出張マッサージ・訪問医療マッサージに
対応しています。
