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一般的な肩こりは肩甲骨を中心とした周囲の筋肉が持続的に緊張し疲労することで起こります。頑固で慢性的な肩こりは皮下の軟部組織や筋膜の癒着により血流が不足して硬くなり痛みを伴います。また関節の動きが悪く不良姿勢になりやすく疲れやすくもなります。
肩こりと言っても人によって訴える場所は様々です。
筋緊張を起こしている対象の筋肉をほぐす必要があります。
肩の筋肉は後頭部・首・肩甲骨・背骨に渡って複数の筋肉で構成されています。
猫背になる姿勢や重たい荷物を持つ等で肩や首の筋肉は常時緊張し疲労します。夏の冷房や冬の寒さによる冷えも肩の筋肉に影響します。
肩こりによるストレスは交感神経を興奮させ、さらに筋緊張と血行不良が続きます。
慢性的な猫背の姿勢は背中だけでなく鎖骨周囲や胸部の筋肉も硬くなるので肩が前方に突出てし巻き肩姿勢になったり、ストレートネックの原因にもなります。
肩こりがひどくなると肩や腕が上がらない、腕に向かう血管や神経が圧迫されて痺れる事もあります。(頚椎症や胸郭出口症候群など)
体が硬いと関節の可動域が小さくなり正しい姿勢を維持できません。正しいストレッチやマッサージをして柔軟性を保ちましょう。
柔軟性を保ちつつ「背筋を伸ばす」「背中の肩甲骨同士を引き寄せる」「顔を上げて顎を引く」を意識して姿勢を改善しましょう。
長時間下を向いていると重たい頭を支えている首の筋肉が疲労して首が凝ったり痛みが出ます。下を向く仕事、デスクワーク、パソコンやスマホの使用は注意が必要です。
本来ある自然な頚椎のカーブ(弯曲)が失われてストレートネック、いわゆる「スマホ首」になります。
頭が体より前に出る姿勢、顎を突き出して下を向くような不良姿勢は頚椎への負担が大きいです。不良姿勢を改善せず筋肉が固いまま放置していると長い年月をかけてじわじわと骨や軟骨の変形が起こります。
腕に痺れがある場合は、一度医療機関での画像診断をお勧めします(頚椎症、頚椎椎間板ヘルニアなど)
肩こりは酷くなると吐き気を伴うような気持ち悪さや耳鳴り、筋緊張性頭痛、腕の神経を絞扼して痺れる事があります。
猫背は胸部や腹部を圧迫し呼吸が浅くなったり消化不良、血液やリンパ液の流れも悪くなるでしょう。
長期の痛みによるストレスは交感神経を興奮させます。交感神経優位の身体は常に緊張し、不眠症等の自律神経障害を起こしやすくなります。
肩こりが酷くなると日常生活における作業効率は低下します。日頃から肩甲骨を大きく動かし、時間をかけたストレッチや入念なマッサージをして身体の緊張をとりましょう。
緊張の取れたカラダは交感神経の活動が抑制され副交感神経が優位になり良く眠れます。質の良い睡眠によって疲労物質も代謝され翌日まで疲れが残りにくいでしょう。
頑張ってストレッチをしているのにも関わらず改善しない場合は当該の筋肉がストレッチされていません。
間違ったストレッチをしている、硬すぎて筋肉が伸びていない、何層にも重なっている複数の筋肉を同時にストレッチするには難しい場合があります。
ストレッチポール等を使うのも良い方法ですが深層の筋肉までほぐせないケースもあります。
自分では難しい場合は専門の施術者にほぐしてもらうと良いでしょう。
(高血圧や心疾患、更年期障害など何らかの病気が原因で起こる肩こりもあります。内臓疾患に心当たりのある方は医療機関を受診しましょう)
腰痛は国民の80%以上が経験すると言われています。腰は直立歩行するうえで上半身の重みを支える要となり姿勢によって大きな負担がかかります。
筋肉の緊張や疲労から起こる一般的な腰痛(筋筋膜性腰痛)の場合は対象の筋肉をほぐす事で本来の機能を取り戻す事ができます。
急な痛みや足にしびれがある場合は以下のような場合がありますのでまずは整形外科を受診しましょう。
腰を支える5つの腰椎、骨盤にある仙腸関節は上半身を支えるためいつも大きな負荷がかかっています。そのため腰の筋肉だけではなく、おなかの筋力によって腹圧がかかる事で腰椎や関節は守られています。
長時間の座り仕事や立ち仕事、無理な姿勢が続くと腰や腹筋群が疲労し固くなって本来の機能を果たせず腰椎への負担が生じます。
また上半身を支えるのは腰やおなかだけではありません。骨盤を起こすための筋力、お尻から下の脚力が必要です。
お尻や太ももの裏の筋肉(ハムストリング)も疲労を起こすと腰の力だけに頼ってしまい腰を酷使してしまいます。
足の疲労や障害などで下半身を上手に使えなくなると腰痛を起こしやすくなります。
筋筋膜性腰痛は腰周りの筋肉や周囲を覆う筋膜の滑走障害による腰痛です。慢性化すると腰椎椎間板や椎間関節、つまり骨や軟骨に負担がかかって痛みが出ます。
腰椎椎間板への負担は立っている時よりも座っている時や中腰の時に1.5倍程度の負荷がかかり、中腰姿勢から物を持つ場合は2倍以上の負荷がかかると言われています。
若いうちは椎間板が柔らかいので椎間板ヘルニアという形で神経を圧迫して足が痺れる事があります。
椎間板は年齢と共に硬くなりますが歳をとると今度は老化による変形性脊椎症や脊柱管狭窄症などで足が痺れてしまう事があります。
骨や関節が変形してしまう前に腰、おなか、下半身の筋力を維持しながら柔軟性を保ちましょう。ある程度の筋力と柔軟性があれば正しい姿勢を維持しやすいでしょう。
疲労によって固くなった筋肉は本来の機能を発揮しません。力を入れたい時に力が入らない(張力低下)、動かしたい時に動きません(可動域の狭小)。
肩こりも腰痛も長時間の悪い姿勢がとても大きな要因の一つになります。良い姿勢をとろうとしても意識が抜けると筋肉が本来の機能を発揮できないため正しい位置に骨格を保持できません。
日常生活において高負荷な筋力トレーニングは必要ありません。意識せずに正しい姿勢がとれるくらいの筋力と柔軟性を保つことで疲労しにくい体、怪我をしにくい体を手に入れる事ができます。
いつまでも元気で動ける体を維持しましょう。
八王子にある小さなマッサージ指圧院です。
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マッサージ院が近くにない、育児や介護、退院後の不調などで外出困難な方は出張マッサージをご利用ください。当院(八王子市大塚)から4km以内は出張料無料です。
歩行困難(杖や車いす等)で主治医の同意がある方は健康保険による在宅訪問マッサージを受ける事ができます。
訪問マッサージを受けるには定期的な医師の診察など各種条件があります。一般的な疲労による肩こりや腰痛等では保険適応になりませんので上記の出張マッサージをご利用ください。
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